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捻挫

こんにちは。

いさか整形外科柔道整復師の山元です。

 

今回は捻挫について簡単にご紹介します。

捻挫とは関節に強い外力が働き関節の動かせる範囲を超えてしまい捻ることにより起こる靭帯など関節の組織が傷つくケガをいいます。

 

各関節で捻挫は起こる可能性があり指のつき指も指の関節の捻挫の一つです。

捻挫は靭帯の損傷程度によって3つに分類されています。

1度捻挫 靭帯が伸びる程度   

2度捻挫 靭帯の一部が切れる  

3度捻挫 靭帯が完全に切れる  

 

もし捻挫をしてしまった時、

ケガを軽く考えてしまい患部の固定など必要な処置を何もせずそのままにしてしまうと

ケガが悪化し治りが遅くなりますので早めに整形外科での医師による診療を受けて下さい。

 

診療時間に間に合わなかった場合や捻挫してすぐの応急処置としてRICE処置をご紹介します。

応急処置を早くすれば患部の悪化を防ぎ早期の回復が見込まれます。

 

Rest(安静)

無理に動かさない。

患部の悪化を防ぎます。

 

Icing(冷却)

患部を冷やします。

冷やすことにより患部の毛細血管が収縮され腫れや内出血・痛みを抑える事ができます。

氷と水を少し入れたビニール袋などで15分程冷やします。

⚠長い時間患部を冷やすと凍傷になる可能性があるので15分程冷やしたら一度休憩をいれて下さい。

また痛み出したら15分程冷やすを数回くり返します。

 

Compression(圧迫)

患部を包帯やテーピングなどで巻いて圧迫し腫れや内出血を最小限に抑えます。

⚠圧迫が強過ぎると血流障害や神経障害を起こす可能性があるのでしびれが出たり固定した部位より末梢の皮膚に変色があればすぐに圧迫を緩めて下さい。

 

RICE処置は捻挫以外にも打撲や肉離れなどの外傷の時にも使用できますので万が一の怪我の際にもお役立てください。

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