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テニス肘

テニス肘とは肘の外側の骨に痛みが出ることをいい正式な疾患名は「上腕骨外側上顆炎」と言います。

テニスをしている人に多くみられることからこの疾患名がつけられていますが、日常生活でも起こることが多い疾患です。

 

 

原因

前腕の外側の筋肉は肘の外側の骨に付着しており手首をそらす働き、腕を外に捻る動作をするものがあります。これらの動作をしすぎると前腕の外側の筋肉による牽引力がかかり付着部の骨に炎症が起こって痛みが出てきます。

手首をそらす動作、腕を外に捻る動作によって痛みが出ているのでなるべく手首をそらし過ぎない、腕を外に捻り過ぎないようにすることが大切です。

 

治療

・痛み・炎症を抑える飲み薬

・湿布薬

・電気治療、レーザー治療

・前腕の筋肉のマッサージやストレッチなどでの筋弛緩

などがあります。

 

痛みがある方は放置せずに早めに受診することをおすすめします。

 

 

五十肩

こんにちは。

1度は耳にしたことがある「五十肩」

50歳前後に生じる特に誘因のない肩関節痛のことを「五十肩」と言われています。加齢による組織の退行変性を基盤として微細損傷から炎症が起こり肩周囲に波及することが原因と言われています。

その五十肩ですが適切な治療をしないと痛みが消失した後も腕が上がりにくい、後ろに手が回しにくいなどの症状が残ってしまう可能性があります。

急性期、慢性期、回復期と段階があり

(急性期)

・特に誘因なく運動痛が起こり自発痛、夜間痛も生じる

・徐々に自発痛、夜間痛が増悪し運動痛も強くなる

・特に内外旋動作で激痛が生じるようになり髪を結ぶ動作などが制限され数ヶ月持続する

 

(慢性期)

・自発痛、夜間痛が消失するが肩関節の拘縮が起こるため寝返りをすると痛みで目が覚める

・拘縮は急性期のまま残存するかより悪化する

・自発痛が消失することで徐々に可動域が広くなっていきこの状態が半年〜1年続く

 

(回復期)

・可動域が改善し半年ぐらいかけて回復し続けるが発症前の可動域までは回復しないといわれている

 

治療内容として

消炎鎮痛薬、筋弛緩薬、局所麻酔薬、ヒアルロン酸の関節内注入などで痛みの原因である炎症を抑えます。その後徐々に痛みは治まりますが、動作での痛みや肩関節の可動域が制限されるためリハビリにて

・日常生活で痛みが出ないように動作指導

・夜間痛に対するポジショニング指導

・可動域改善に向けて運動療法

を早期から行うことで回復が早くなり腕が上がりにくい等の後遺症も残さないようにできるため

自己判断に任せずまずは専門の整形外科にかかることをお勧めします。

水中毒について

こんにちは。今年の夏は非常に暑く、残暑が続いています。そんな時、熱中症だけでなく、「水中毒」という症状にも気をつけてください。

 

水中毒は、過剰な水分のみを摂取することによって、生じることがあります。水分を補おうと大量の水だけを飲むことによって、血液中の塩分濃度(ナトリウム)が急激に低下し、「低ナトリウム血症」の状態になることを水中毒と言います。

 

水中毒の症状としては、めまいや頭痛、多尿や頻尿、下痢などです。悪化すると、嘔吐、意識障害などの症状が現れることもあります。

 

対策として

1.こまめに水分を摂る

 

水分を摂るとき、一度に大量にとらず、こまめにとりましょう。一度に大量の水を摂取すると、かえって体内の電解質のバランスが乱れます。1回の水分摂取で補うのではなく、こまめに分けて水分を摂りましょう。

 

2.水分だけでなく、合わせて塩分も摂りましょう。

 

屋外で汗をかいた日は、塩分摂取も心掛けましょう。水分と塩分を同時に摂取できるスポーツドリンクや、水や麦茶等に塩を足したものもいいとされています。

 

まだまだ、暑い日は続くとニュースでも流れています。体調管理に心がけながら、残暑を乗り切りましょう!

 

 

冷房による影響

こんにちは。

 今年の夏は例年と比べ、過去最高気温を更新しており、冷房設備が不可欠です。
しかし、日頃使っている冷房が自律神経のバランスを崩し、夏バテ(冷房病)の原因になってしまうこともあります。

特に

・日頃から冷えやすい人(平熱が35度以下の人)

・冷房が効いた空間で過ごす時間が長い人

・冷房の効いた屋内と暑い屋外を頻繁に行き来したりするような人

                                に注意が必要です!!

予防として

①入浴時に浴槽につかる →3840℃のお湯に約1015分つかる

適度な運動で筋肉をほぐす
バランスの整った食事をとる
規則正しい生活リズム

脱水による影響

これからいよいよ夏本番ですね。

スポーツや海など外出する機会も増えると思います。

夏は、気温の上昇とともに体温も上昇するため発汗することで体温を下げようとしますが、汗には水分だけでなく塩分も含まれており、この両方が失われ補給できていない場合に脱水になります。

脱水症になると血圧が低下し、必要な栄養素が体に行き渡らなくなります。さらに、骨や筋肉から電解質が失われることで、足がつったり、しびれが起こることもあります。

脱水症を放っておくことで熱中症などに移行していきます。

対策を行い、脱水症を予防しましょう。

 

⭐︎脱水症予防のためのセルフケアポイント⭐︎

 

◎こまめな水分補給

1日当たり最低でも1.2リットルを目安に、のどが渇く前からこまめに水分補給する習慣をつけましょう。

※緑茶やウーロン茶はカフェインが含まれており利尿作用があるので水分補給にふさわしくありません。

◎運動時には塩分も一緒に補給‼︎

水分と塩分を同時に補給できるスポーツドリンクを摂取するようにしましょう。また水や麦茶には、塩や梅干しなどを足して塩分を補給すると良いです。

 

天気による頭痛

雨が降る前は頭痛、めまい等の症状を訴える方がたくさんいらっしゃいます。

 

この症状は天気や気圧など気象の変化に自律神経が敏感に反応することで起こります。

症状を予防するためには、規則正しい生活を送ることが大切です。

早寝早起き、バランスのよい食事、日中の適度な運動を心がけることで自律神経が乱れにくい身体にしておきましょう。

 

 

また、普段から耳の周りのマッサージをしておくのもオススメです。指で耳をつまんでくるくる回したり、上下左右に動かすのを定期的に行ってみてください。

熱中症

熱中症と聞くと、屋外で発生するイメージを持たれる方が多いと思いますが、

屋内での熱中症も年々増えています。

自宅にいても安心せずに、こまめな水分補給、エアコンなどで室温調節をし、暑さ対策をして下さい。

家庭菜園

先日から、きゅうりのプランター栽培を始めました。

 

そんなきゅうりは95%が水分で100g当り14kcalと、世界一カロリーの無い野菜として有名です。

 

きゅうりはカリウムが豊富で、利尿作用があり高血圧の抑制、動脈硬化の予防に効果があります。

 

最近では、きゅうりに含まれる「シリカ」と言うミネラルに美肌効果があり、注目されています。

 

きゅうり栽培、おすすめです。

温かい日が続き、外出する機会がふえますね

骨粗鬆症予防にはカルシウムとビタミンDをとると効果があり、

太陽の光を浴びることで食事からの不足分を、補うことができるようです。

1日15分を目安に日光に当たりましょう。

 

花粉症

こんにちは

春になって桜が満開の季節に

なりましたね。

花粉症の方にとっては

つらい毎日が続きますね。

 

花粉症は季節性アレルギー性鼻炎で

体内に侵入した花粉に対して引き起こされるI型アレルギー反応です。

原因となる植物は、スギ、ヒノキ、イネ、ヨモギ、カモガヤ、ブタクサ、シラカンバなどです。日本はスギ林が多く、スギ花粉症の占める割合が最大です。花粉は植物の種類によって

飛散時期が異なります。

スギの場合は1月以降、ヒノキの場合は3月以降、イネの場合は5〜6月にかけて流行がみられます。

 

花粉症を予防するためには、極力花粉に接しないことが大切です。外出時のマスクや眼鏡、帽子の着用のほか、外出後のうがい、洗顔などを行い、花粉を吸い込まないように工夫しましょう。花粉の舞う季節は、花粉が付着しにくい服装をする事で室内に花粉を持ち込む量を減らし、花粉を吸い込む量を少なくすることが期待できます。

私も花粉症のため、洗濯物をこの時期は室内に干すように工夫しています。

この辛い時期を少しでも花粉症状を

抑える工夫をして、乗り切りましょう。

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