今MLBで活躍中の大谷翔平選手が肘に行った手術は、トミージョン手術と言って、肘の内側側副靱帯損傷に対して、これを再建する手術です。
肘の内側側副靭帯は、肘の内側にあり、投球時に肘を支える重要な役割を果たしています。投球を繰り返すことで、損傷することがあります。
この靭帯は損傷が進行すると、痛みが出たり肘の動かせる範囲が狭くなったりして、更には投球パフォーマンスの低下を来します。
早期の診断と治療が重要で、適切な治療を早期に開始することで治療期間も短くて済み、今後の投球生活を守ることができます。痛みや違和感が出て来た際は、すぐに専門医を受診するようにして下さい。